かわらばんブログ ―――8月9日 キックオフ集会 参加者コメント集

掲載日:2015/09/01

150625一票8−9HP

一票で変える女たちの会 キックオフ集会

戦争しない‼ 一票の力を今こそ。

2015年8月9日午後13時半〜16時半

日比谷コンベンションホール(千代田区日比谷公園1番4号 旧日比谷図書館地下)

参加費:1000円 学生 500円

講師

青井未帆「立憲主義とは何か」 学習院大学大学院法務研究科教授。専門は憲法学。著書に『憲法を守るのは誰か』(幻冬社ルネッサンス新書)、『国家安全保障基本法批判』(岩波ブックレット)、共著に『逐条コンメンタール特定秘密保護法』(日本評論社)、『論点日本国憲法』、共編著に『改憲の何が問題か』(岩波書店)など。

孫崎 亨「崖っぷちに立つ日本」 評論家。城西国際大学大学院人文科学研究科講師。評論家。城西国際大学大学院人文科学研究科講師。元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた。著書に『戦後史の正体』(創元社)『日米開戦の正体――なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか 』(祥伝社)など。

山口二郎「戦後70年の今、日本政治を考える」 法政大学法学部教授。専門は政治学、行政学。著書に『いまを生きるための政治学』(岩波現代全書)『集団的自衛権の何が問題か)(共編著、岩波書店)など、

司会 角田由紀子 弁護士。一票で変える女たちの会

参加者アンケート

11才、15才の孫に今の日本の政治の現状について、整理して説明できる自信が持てる、3人の講師の話でした。穏やかに判りやすく話せる術を得ました。(特に15才の孫は3年後の選挙権を楽しみにしていますので今が大事です。)(70代)
また何度も国会へ、反対の声をあげに行こうと思いました。もし法案が可決してしまっても忘れない!選挙でひっくり返す!ぞ~。
講師のお話は興味深く伺いましたが、最初の主催者のご挨拶に感動しました。(70代)
アベノミクス(経済)に惑わされ、政治から興味が遠ざかっているように思われる。二大政党の重要さをつくづく感じさせられる昨今です。(野党にもっと頑張っていただきたい。)一人一人が一票の重みをもっと受け止めるべきだと思いました。(60代)
社会を変えるアクションを結集する必要性を改めて感じました。それぞれのスピーカーの方の力強いアピールに感銘を受けました。一票の力を生かせる制度、投票率を上げる方策についてカウンターアクション以外に何があるのか、??が残りました。最後の山口さんのお話の続きを聞きたいと思いました。(50代)
講師の選定すばらしくよかった。テレビ・新聞で、情報が閉ざされていること、アメリカの思惑におどらされ利用されていること、腹立たしく思います。私も私の方法で今日のお話を伝えていきたいと思います。昨今の会合の中では、最もインパクトの強い会合でした。ありがとうございました。(50代)
青井氏のお話はとてもわかりやすく、納得できました。孫崎氏のお話は、いかに私たちが普段から正しい情報を知らされていないかが、よくわかりました。楽しく聞けました。山口氏は歴史に沿ってきちっと整理して政治についてお話をしてくださって、よくわかりました。今後の私たちの行動にも励ましをくださいました。
知らない歴史をたくさん伺い有効な会でした。憲法を学問として聞いたことは勉強になった。この状況下で老壮若が一体になってどうすれば良いかが問題。司会がよかった。(70代)
市民としてできることをいろいろ教えさせられました。最も弱い子どもや母親を含めた力の大きさを感じました。(70代)
理論的に整理できた点(感情的でない理論的な構成。会の趣旨(HPで動画も見てましたが)あらためてよくわかった。危機感がますます強くなりました。(40代)
孫崎さんのお話が、現物を知っている人のもつ迫力があってよかった。他のお二人も、多くのことを学ばせて頂いて一級のお話だった。(70代)
女性の参政権がありながら、なぜ過去の国政選挙、直近3回で安倍に大勝させたのか。特に秘密保護法や、昨年7月の内閣の閣議決定による解釈改憲等が進んでいる中で、昨年の12月の選挙も大勝。女性は何をしていたのか。ここの分析がなければ、来年の参院選の結果も厳しい。
様々な専門知識だけでなく、実践のヒントがあった。(50代)
講師への質問をあのようにアンケート風にしてまとめた中から選ぶのはとても良かった。けれども、疑問がたくさんわいてきて、更なる質問もしたくなった。(50代)
青井さんの“立法主義”の話でクリアになったことが多かった。山口さんの意見に賛成。(70代)
私も朝日新聞のジョン・ダワー氏の記事に勇気づけられました。民衆のデモに力があると。60年安保、70年安保、そして。(60代)
正しい情報を取得し評価していく国民の力と、努力の重要性を感じました。子供や孫が血を流すことを考えないままに、アメリカ(或いはアメリカの武器商人)の意のままに動いていると疑念される。安倍首相は、自分が評価されることしか考えていないと思います。立憲民主主義の下で大切な個人の一票をどう生かすかが、明確な説明を頂いてよりよく判断できるようになったと思います。(70代)
とても刺激的でした。入れてよかったです。当日で…。この気持ちを持続させなければと思います。子どもの未来を考えれば、絶対許せない。(50代)
「立憲主義とは」では、選挙の役割の基本の基を、わかりやすく話していただいてよかったです。孫崎さんのお話は、内部にいらしたからこそのお話が多くて、興味深かったです。山口さんは、「70年の歩み」をわかりやすく説明するもので、よかったと思います。自分のできる行動で「反対」を表したいです。(70代)
漠然とした不安・不満がありつつ、何をすればよいかわからない状態で、何とか参加できる事をさがしている状態です。事実関係についても、知らない事、言葉は知っていても真に意味をわかっていない事を教えていただきました。ありがとうございました。(60代)
正直、今までの自分は戦争(集団的自衛権)に対して無知なあまり、賛成でも反対でもどっちでも良い、という考えでした。今回お話をきいて、とても参考になりました。また、楽しかったです。ほとんどの人が戦争に対して無知だと思います。だからこそ、何がいけないのか、どうすればいいのか、全く分かってないと思います。私は女性ですが、戦争が女性(子共)にとって脅威である等、考えたこともありませんでした。結論を言うと、戦争はやってはいけない、日本は集団的自衛権を持ってはいけないと思いました。このような機会を、本当はたくさんの人(特に若者)に経験してほしい。興味を持ってほしいと思いました。場所もアクセスもよく、よかったです。若い人が少ないと思いました。どうにか宣伝できたらなと思います。
山口さんの話、もう少し聞きたかったです。(50代)
このような会を何回も繰り返して欲しい。今の状況が危険であると感じている女性(特に主婦)達から、どうしたらよいのか(どう反対したらよいのか)わからないという声を聞く。この会のHPはお知らせしましたが、この会に出席した方々の口コミも大切だと思います。(70代)
冒頭の伊東秀子さんのお話(感動しました)にあったような「日本の加害の歴史」も含めて、学ぶこと、自分で考えることが大切と、改めて思いました。昨年年初の誓として、「絶対に思考停止しない」を掲げました。以後ずっとそう思い、きちんと考え、発言している方々の集まりにはできる限り参加しています。三人の講師の方のお話、それぞれに面白く、役に立ちました。青井未帆の憲法と選挙のお話、わかりやすかった。子どもたちにも話していただけませんか。孫崎亨さんの毒舌、痛快でした。山口二郎さん、大人の皮肉にあふれたトーク、素敵でした。ちゃんと大人に成長した男性が、今の政治家には少なすぎます。市民の責任(選挙)、大きいですよね。来年の参院選まで戦い続けたいと思います。(50代)
内容的には立法主義/民主主義/元外交官とバランスがとれ、非常に充実していただけに、年配の方の多さ/若者の少なさに驚きました。これだけの充実した内容であるだけに、より多くの人(特に若い層)を取り込めるような広報・宣伝活動がなされていないのがもったいなく感じた。問題関心を共有している人、もともと持っている人だけでなく、そもそも情報/知識を得る機会に恵まれていない人、「集団的/個別的自衛権」の違いもわからないで自身の立ち位置を決めかねている人、選挙、政治参加に意義を見いだせない人にもアクセスしやすい広報/宣伝(Twitterなど?)があればと思います。現在、これまでのいわゆる「左翼運動」とは異なり、様々な市民(各々立場を異にする)の参加が生まれている状況であると思います。今まで政治的立場を表に出さなかった学者、あるいは「保守」とされてきた論者とも繋がっていく契機が存在している。新左翼運動のセクト対立のようにならないように、いかに繋がっていくか世代を超え、思想を超え、その可能性を見いだせるように期待します。SEALDSのような学生団体と年配の方々とのつながりなど、理論的基盤がより必要。岸政策の退陣で一気に縮小した運動の二の舞にならないように、続けていけるように。(30代)
孫崎さんの外交機密にまで踏み込んだお話、率直な正直なお話が良かった。青井さんの法についての考え方、指摘がわかりやすくおもしろかった。山口さんには東京新聞のコラムで拝見していたので、同志のような嬉しさを感じた。(70代)
孫崎さんのお話は、国際政治の現実を分からせて頂いた。青井さんのお話は、立憲主義の重要性を説明頂きよく理解できた。山口さん、安倍政治の危うさがよく分かった。市民運動の重要性も。参院選には自民党を勝たせてはならない!(70代)
それぞれの講師の方の個性を交え、大変わかりやすいお話で、私たち一人一人が声を上げ、行動し、現体制を変えていかねばと、切に、改めて実感しました。
戦争を知らない世代である私は、過去の戦争の歴史も、憲法、戦後の政治についても無知でした。2年前から、現政権に危機感を持ち、活動に参加しています。なかなか個人的に正確な知識や情報は得にくいですが、このような機会は大変助かります。ありがとうございます。(40代)
基礎的な話があった上で、発展的な講演になったので分かりやすくて良かった。(20代)
青井さんの憲法のお話は分かりやすく、身近に覚えさせられるもので、大学時代の必修の憲法の授業もかくあればー、と痛感するほどの力量ある講義でした。孫崎氏は、一般に報道されない大切な裏話が沢山聞けて圧巻でした。どれだけ聞いても飽きない重要な課題でした。山口氏は民主党政策時、大きな支えであった北大教授で私は心からの支持者で、応援しています。これからも野党を束ねて政権交代に力を発揮して頂きたい。法政大はリベラルな優れた学者が多くて、大満足しています。提案:女性のみでなく、若い男女・学生達にも呼びかけて。(80代)
キックオフということは、今後に向けて具体的に何をどう展開するのかの話があまりなかったことが少し残念。共につくっていくにしても、現状の課題の共有やどこに難しさがあるかなど、問題提起でもあるとよかったかと思う。できることは何でもやった方がよいと思うので、こういう機会を設けてくださったことに感謝しています。(60代)